人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東京女子大学 同窓会 埼玉支部-お茶を楽しむ会-


【報告】開炉の茶会

10月30日(水)、北浦和の恭慶館にて、暖かい陽気のまま16名の出席で開炉を迎えました。
床の間には、”わびの心”を表す藤原定家の歌「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」が書かれた掛け軸。
花入には、江戸時代から多くの人に愛されている品種の太神楽(だいかぐら)椿、ホトトギスと照葉(てりは)。 *茶道では、晩秋から初冬にかけて、床の間の花入に入れる椿の花に添える「紅葉した木の葉」のことを「照葉」と言います。
そして、茶舗から届いたばかりの新茶を詰めた茶壷が飾られました。
【報告】開炉の茶会_a0146912_23092377.jpg
茶壷の拝見を請われると、亭主は網を外し、中から、抹茶の元になる碾茶(てんちゃ)を使う分だけ出して石臼で挽きます。
【報告】開炉の茶会_a0146912_23095830.jpg
今回は全員に、石臼を廻す体験をしていただきました。
少量ですが、出来上がった挽き立ての抹茶は鮮やかな香りと色が格別でした。
【報告】開炉の茶会_a0146912_23103456.jpg
お茶を取り出した茶壷は、真・行・草という3種類の飾り結びを施した後、床の間へ
【報告】開炉の茶会_a0146912_23111212.jpg
色づき始めを表現した紅葉の上生菓子と濃茶をいただきました。
【報告】開炉の茶会_a0146912_23115087.jpg
京菓子の「麩焼き煎餅」と菓游茜庵(徳島県)の「ゆうたま」をいただいた後は、全員が、お隣の方のために薄茶を点てるという趣向でした。
【報告】開炉の茶会_a0146912_23380597.jpg
慣れた方もそうでない方も真剣に点ててくださり、みなさん、美味しく味わっていらっしゃいました。



12月5日(木)には、「交流会&バザー」に参加し、久しぶりに呈茶をいたします。
ぜひ、お立ち寄りください。

次の「お茶を楽しむ会」は、来年1月29日(水)の「初釜」です。




# by twcu-ocha | 2024-11-04 23:52


【お誘い】開炉の茶会

 柚子の実が色づく頃に、茶室の設えは風炉(ふろ)から炉に変わります。 
 5月から10月まで閉じていた「炉」を開いて火を入れる「炉開き」は、その年に摘み取られた新茶で新たな年を迎えるという感謝と喜びの日であることから「茶人のお正月」とも言われます。
 新茶の詰まった茶壷を皆様に見ていただくなど、開炉の趣向でお迎えします。
 気負わず、気軽にお茶の世界を体験できる良い機会ですので、奮ってご参加ください。

*茶室はテーブルと椅子の部屋です。服装は、普段着でOK

「開炉の茶会」 
日時:10月30日(水)13:30~15:30
場所:恭慶館(北浦和駅西口から徒歩5分) 表広間
参加費:1,500円
申込み&問合せ ocha@twcu-saitama.com 小阪まで

★写真は、新茶の詰まった茶壷
【お誘い】開炉の茶会_a0146912_20245851.jpg

# by twcu-ocha | 2024-09-14 20:31


【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)

 時期外れの台風の影響が心配されましたが、幸運にもお茶会日和になった5月29日(水)、18人の参加で「初夏のおを楽しむ会」が開催されました。

 4つのテーブルに分かれ、まずは主菓子として、時候の鮎をあしらった上生菓子で薄茶を一服。
【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)_a0146912_15124633.jpg
 二服目の前に干菓子として、伝統の京菓子 琥珀糖、柚子の果汁と一筋の柚子の皮が爽やかな「柚子琥珀」がふるまわれました。
【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)_a0146912_15130353.jpg
 1人1人がお薄器(うすき)から茶杓で2回抹茶を掬い、茶筅で点ててご自服でいただくということをしました。
 茶筅を振るのは簡単なようで難しいのですが、皆さま上出来な、美味しいお茶を飲まれていました。
【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)_a0146912_15335178.jpg
 床の間には、浦和高校出身の若い工芸作家・當眞嗣人さんの2023年度全国伝統的工芸品公募展にて入選した作品『屋久杉三重棚』と、この棚を入選作品展で見たMさんが詠んだ和歌を短冊にして飾りました。
【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)_a0146912_15342927.jpg
三重棚をはづし 板目の赤き輪をなづれば 屋久杉ふいに香りぬ
【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2024/05/29)_a0146912_15502360.jpg
 たまたま和歌の作者であるMさんが今回のお茶の会に参加してくださることを知り、急遽、床の間に飾れるようにしたのですが、喜んで頂けてサプライズした甲斐がありました。
 不思議な繋がりがあることも同窓会の良さですね。

 支部の活動予定や劇団「ガッドスミス」からの公演のお知らせがあり、最後はお時間に余裕のある方と、恒例のワイワイ片付けをして終わりました。
 みなさまありがとうございました!
 次回は10月30日(水)を予定しています。是非ご参加ください。

# by twcu-ocha | 2024-06-02 15:59


【お誘い】初夏のお茶を楽しむ会

ついこの間、初釜だったような気がするのですが、あっという間に桜も終わり、初夏の気配も感じられる今日この頃となりました。皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

さて、初夏のお茶会を、以下の通りに開催いたしますので、どうぞご参加ください。

日時:5月29日(水)、13時半より
場所:恭慶舘(北浦和)表広間
会費:1,500円
申込と問合せ:ocha@twcu-saitama.com 小阪まで

★写真は、昨年6月のお茶を楽しむ会のものです。
【お誘い】初夏のお茶を楽しむ会_a0146912_12404184.jpeg

【お誘い】初夏のお茶を楽しむ会_a0146912_12331562.jpg
       


# by twcu-ocha | 2024-05-03 12:46


【報告】2024年 初釜

昨年、お茶を楽しむ会は20周年、50回を迎えました。
長年のみなさまのご支援に感謝申し上げ、今後ともよろしくお願いいたします。

今回は51回目、柔らかな陽射しの一日、15人の参加で初釜をしました。
「和気豊年」の掛物、結柳と紅梅千両、一刀彫「辰」の香合、三宝に炭を飾った床の間は、和やかで豊かな一年を過ごしたいとの思いが込められていました。
【報告】2024年 初釜_a0146912_15084431.jpg
【報告】2024年 初釜_a0146912_00255130.jpg
【報告】2024年 初釜_a0146912_00312890.jpg
地元のお菓子屋さん特製の出来立ての蓬莱饅頭と濃茶、引き続き、飛騨地方半生菓子「かたりべ」、落雁と薄茶をいただきました。
【報告】2024年 初釜_a0146912_00260925.jpg
各テーブルそれぞれに、設えのこと、茶入や茶碗のこと、飲み方のことなど話も弾んで楽しい集いになりました。
【報告】2024年 初釜_a0146912_00435351.jpg
【報告】2024年 初釜_a0146912_15115557.jpeg
次回は、5月29日(水)に「初夏のお茶会」を開きます。




問合せ:ocha@twcu-saitama.com  「お茶を楽しむ会」まで




# by twcu-ocha | 2024-02-06 00:49

    

同窓生と楽しくお茶を
by twcu-ocha
最新の記事
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧