時期外れの台風の影響が心配されましたが、幸運にもお茶会日和になった5月29日(水)、18人の参加で「初夏のおを楽しむ会」が開催されました。
4つのテーブルに分かれ、まずは主菓子として、時候の鮎をあしらった上生菓子で薄茶を一服。
二服目の前に干菓子として、伝統の京菓子 琥珀糖、柚子の果汁と一筋の柚子の皮が爽やかな「柚子琥珀」がふるまわれました。
1人1人がお薄器(うすき)から茶杓で2回抹茶を掬い、茶筅で点ててご自服でいただくということをしました。
茶筅を振るのは簡単なようで難しいのですが、皆さま上出来な、美味しいお茶を飲まれていました。
床の間には、浦和高校出身の若い工芸作家・當眞嗣人さんの2023年度全国伝統的工芸品公募展にて入選した作品『屋久杉三重棚』と、この棚を入選作品展で見たMさんが詠んだ和歌を短冊にして飾りました。
三重棚をはづし 板目の赤き輪をなづれば 屋久杉ふいに香りぬ
たまたま和歌の作者であるMさんが今回のお茶の会に参加してくださることを知り、急遽、床の間に飾れるようにしたのですが、喜んで頂けてサプライズした甲斐がありました。
不思議な繋がりがあることも同窓会の良さですね。
支部の活動予定や劇団「ガッドスミス」からの公演のお知らせがあり、最後はお時間に余裕のある方と、恒例のワイワイ片付けをして終わりました。
みなさまありがとうございました!
次回は10月30日(水)を予定しています。是非ご参加ください。