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東京女子大学 同窓会 埼玉支部-お茶を楽しむ会-


【報告】2024年 初釜

昨年、お茶を楽しむ会は20周年、50回を迎えました。
長年のみなさまのご支援に感謝申し上げ、今後ともよろしくお願いいたします。

今回は51回目、柔らかな陽射しの一日、15人の参加で初釜をしました。
「和気豊年」の掛物、結柳と紅梅千両、一刀彫「辰」の香合、三宝に炭を飾った床の間は、和やかで豊かな一年を過ごしたいとの思いが込められていました。
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地元のお菓子屋さん特製の出来立ての蓬莱饅頭と濃茶、引き続き、飛騨地方半生菓子「かたりべ」、落雁と薄茶をいただきました。
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各テーブルそれぞれに、設えのこと、茶入や茶碗のこと、飲み方のことなど話も弾んで楽しい集いになりました。
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次回は、5月29日(水)に「初夏のお茶会」を開きます。




問合せ:ocha@twcu-saitama.com  「お茶を楽しむ会」まで




# by twcu-ocha | 2024-02-06 00:49


【お誘い】初釜のご案内

今年もあと少し残すばかりとなりました。
本年も「お茶を楽しむ会」の活動にご協力いただき、大変ありがとうございました。
また来年度も、どうぞよろしくお願い致します。

早速ですが、新年最初のイベント「初釜」のご案内です。
まだ、ご一緒にお食事をして…というわけには参りませんが、お正月らしいお菓子やお道具、設えをお楽しみいただけることと存じますので、ご参加をお待ちしております。

日時:2024年1月31日(水)13時より
場所:恭慶舘(北浦和)
   表広間にて(テーブル席)
参加費:2,000円
申込&問合せ:ocha@twcu-saitama.com 「お茶を楽しむ会」まで

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# by twcu-ocha | 2023-12-22 23:35


【報告】お茶を楽しむ会 in 静嘉堂@丸の内(2023/10/27)

 秋晴れの10月27日(水)、「お茶を楽しむ会」50回記念イベントとして東京駅に集合し、13名で丸の内の静嘉堂文庫美術館へ行ってきました。
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 学芸員による1時間の講義でしっかりと事前勉強をした後に、
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静嘉堂@丸の内 開館1周年記念特別展「二つの頂ー宋磁と清朝官窯」を鑑賞しました。
 程よい広さの会場には、古くは12~13世紀といった中国の貴重な、状態の良い焼き物がたくさん並んでいて、その主なものについては、事前に詳しい説明を受けていたためにわかりやすく、より深い理解ができたように思います。展示物それぞれには、センスの良いキャッチコピーが付けられていたのが印象的で、都会的な?感じがしました。
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 徳川家光から春日局に薬を煎じて渡され、その後、稲葉家に伝わったという国宝の「曜変天目茶碗(稲葉天目)」は、実際に納められていた箱や仕服、天目台と一緒に一つの部屋に飾られていて、じっくり鑑賞することが出来ました。

 ランチタイムは近くのレストランで取りました。
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 お店は丸の内で働く人たちで一杯の上、メニューも若者向けなのか、パンやライスがお替りし放題と結構なボリュームだったにもかかわらず、皆さん、よく喋り、よく食べて、「これが元気の秘訣なのかも・・・」と感心しました。

 次回は、またいつもの恭慶館に戻り「初釜」となります。

 日時:2024年1月31日(水) 13時より
 参加費:2,000円

 お茶室のお花、お道具類も新年らしいものを取り揃えて開催致します。
 どうぞ、お気軽にご参加ください。

 お申込み・問い合わせ contact@twcu-saitama.com

 

# by twcu-ocha | 2023-11-03 02:00


【報告】初夏のお茶を楽しむ会 (2023/06/07)

 6月初めというのに真夏のような暑さの一日、「お茶を楽しむ会」には18人が参加されて交流を楽しみました。
 
 床の間の掛け物には「和敬清寂」の言葉、手付きの竹製花入れには額紫陽花、団扇型の木製の香合には草の上で光る蛍が描かれ、正に初夏の設えに迎えられました。
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 京都の桂離宮の側に店を構える「中村軒」から取り寄せた紫陽花を模ったお菓子と共に、様々な季節のお茶碗で、まずは一服をいただきました。
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 次は、テーブル毎に「隣の方のためにお茶を点てる」を実践していただきました。
未経験者も、ちょっとだけ昔に経験したという方も、棗から茶杓でお抹茶を2回掬い、恐る恐る茶碗に入れます。初めて茶筅を振った方も美味しそうなお茶を見事に点てて、大喝采でした。
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干菓子は、綺麗な彩の「淡の香」(彦根市の大菅製菓)と「杏琥珀」(京都の俵屋吉富)でした。
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次回は、10月27日(金)です。
久しぶりに茶室を出て、昨年世田谷区岡本から丸の内へ引っ越してきた静嘉堂文庫美術館の開館一周年記念特別展「二つの頂~宗磁と清朝官窯」を見に行く予定です。
国宝の曜変天目茶碗「稲葉天目」が展示されますので、ご期待下さい。

詳しくは追ってお知らせいたします。




# by twcu-ocha | 2023-06-11 01:33


【報告】2023年 初釜

1月18日(水)、3年ぶりに初釜を開催いたしました。
今回は県外の同窓生の参加もあり、18名の楽しい交流の場となりました。
床の間の掛物は「春入千林処々鶯」、竹の花入れには結び柳と蝋梅、椿が入り、三宝には重餅ならぬ熨斗に包まれた胴炭が3本、可愛らしい干支の兎の香合も飾られお正月らしい設えでお客様をお迎えしました。
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と言いたいところですが、、、実は、会場の関係で準備の時間が限られていて、受付は一番早く到着した方にお願いし、次々にお見えになるお客様とは、柳はどう飾る?椅子はどう並べる?お茶碗は出してどこに置いておくの?・・・などなど、ああでもないこうでもないと賑やかに全員で準備しました。
これぞまさに、女子大流お茶の『一座建立』でした。
 *一座建立(いちざこんりゅう):茶席において「亭主が心を尽くしてもてなし、客が感動で満たされたときに生まれる特別な一体感のこと

いよいよお茶会の始まり。
5色の餡を包み、不老長寿の仙人が住むという蓬莱山を表した「蓬莱饅頭」と呼ばれるおめでたいお菓子をいただいた後、お濃茶がふるまわれました。
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濃茶は、通常ひと椀を3人でまわし飲むものですが、このご時世ですから、一人にひと椀をふるまう「各服点(かくふくだて)」をいたしました。
「各服点」は、明治から大正にかけて活躍した裏千家第13代お家元が、日本や世界でスペイン風邪が猛威をふるっていた頃に考案したものだそうですから、今と同じような状況だったのでしょう。

お濃茶に引き続き薄茶をいただいた後は、黄交趾焼のお道具や炭飾り、金蘭手茶碗や嶋台茶碗などについてお話し致しました。
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ハズレなしの福引をして、その後、支部のお知らせなど、盛りだくさんな会になりました。
もちろん、片付けもみんなで済ませました。
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参加いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
次回も是非ご参加ください。


# by twcu-ocha | 2023-01-26 18:13

    

同窓生と楽しくお茶を
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