2月17日(水)お茶を楽しむ会の初釜があり19名の方々が出席され盛会でした。
恭慶館の床の間にはお茶の極意を表すという有名な和歌「春をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」のお軸がかけられ三猿の香合と紅梅・白梅・椿(曙)の花が華やかさを添えて一同を迎えてくれました。

はじめにSKさんのたてられたお香が皆様の間を巡るうちにふくいくと香り、部屋は一気に和の雰囲気に包まれました。温かい煮物椀と美味しい和の祝い膳が出て会話も弾みました。

つづいて花びら餅で濃茶を一服いただきました。金銀の嶋台茶碗のお茶は初釜らしい改まった感じがしました。薄茶のお菓子は松の形をした宮崎の飫肥(おび)せんべいと千利休さんの町堺の利休古印というお干菓子でした。薄茶茶碗の中では今年の干支の申の絵が可愛らしいと人気がありました。

お茶の後はこれからの支部行事の紹介と福引きをしました。空籤無しというのが良かったです。
お茶を楽しむ会は年3回開いています。美味しいお菓子で一服のお茶をお楽しみ下さい。日本文化をふんわり身にまとうようなつもりでお茶をしましょう。お会いした皆様とのオシャベリもいいものです。
次回は7月13日(水)、夏らしいお茶をしたいと思います。皆様どうかお誘いあわせの上ご出席下さい。